加賀千代尼のひなまつり

加賀千代尼筆 俳句書軸

幾世かはらぬひなまつりにめでたき筆をとりて
男にもまさる笑ひや雛あそび 千代尼

42.4×30.3cm 時代箱入

加賀千代女 1703~1775
元禄16年、加賀国松任の表具師の娘として生まれ、一般庶民でありながら幼少から俳諧をたしなむ。師の各務支考に才能を認められてからは全国に名が知れ、時の女流俳人となる。52歳には剃髪し、素園と号した。朝顔の名句が多いことから、出身地である白山市(旧松任市)では市の花となっている。

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