熊図 五雲作

あまり見ない熊の掛け軸。
鮭をくわえた北海道の木彫作品は世にあふれているが、クマの掛け軸はほとんど見ない。
それが数日前の業者会でひょっこり出くわした。獰猛な迫力もなく、タヌキかと思った。

空しい雪山をさまよった挙句、崖のはしに行き着いた状景。

【西村五雲】1877年~ 1938年
京都出身。帝国芸術院会員。竹内栖鳳に師事。1907年(明治40年)の第1回文展で「白熊(咆哮)」(山種美術館蔵)が三等賞受賞。動物画を得意とする。生来病弱で作品数が比較的少ない。

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